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藤岡弘の事故は何故起こったのか?2

特撮・アニメ
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前回のブログ「藤岡弘の事故は何故起こったのか?」これに対しコメントをしていただいた方がいます。ありがとうございます。

藤岡弘(名称当時以下同)が仮面ライダーの中に入っていなければ問題のバイク事故は防げていた、または無かったと言う私の考えに賛同していただいた方がいると言うことは個人的に非常に嬉しく感じています。

もし藤岡弘が仮面ライダーの中に入らず、その間だけでも休んでいれば日本の特撮ヒーロー番組さらには音楽界の歴史が変わっていた可能性があります。

戦隊シリーズ第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」は仮面ライダーの企画として「仮面ライダーストロンガー」の時に考えられていたものですし、藤岡弘の降板で子門真人の歌う「レッツゴー!!ライダーキック」は世に出たのです。さらにこれは以前のブログでも書いたのですが子門真人は日本音楽界の歴史上最大のヒット曲「およげ!たいやきくん」を歌うことになります。

そもそも論ですが日本で最初のテレビヒーローは「月光仮面」です。

このヒーローのデザインはみなさんご存知だと思います。全身スーツにターバン、マスク、サングラスです。

このデザインにした理由は「本人がいなくても撮影ができるから」これだそうです。

1958年の作品で主人公を吹き替えで演じるという発想がありすでに行われていたのです。

これを考えると「月光仮面」から10年以上経った「仮面ライダー」で本人がスーツの中に入って演じるという失態(これは藤岡弘がライダーの中に入っていなければ事故は防げていた可能性があったのでこの表現を使用させていただきます)を犯したのは番組関係者の発想にあったのではないでしょうか?

「仮面ライダー」のプロデューサーは平山亨ですが彼が以前に関わった作品は主なところで「悪魔くん」「柔道一直線」「仮面の忍者赤影」「キャプテンウルトラ」等主役が顔を出しているため本人が主人公を演じなければならないものが多いのが特徴です。

当然ですがこれらの作品では主人公を主役俳優が演じています。

と言うより吹き替えで演じることはできません。

一部の高度なアクションでは吹き替えの方が演じていた例はあるのも事実ですが基本本人が演じなければなりませんでした。

このようにプロデューサーであった平山亨が藤岡弘がライダーの中に入って撮影をすることに何の疑問も持っていなかったのが主役の藤岡弘を仮面ライダーの中に入れると言う発想に繋がったのではないでしょうか?

続いてですが仮面ライダーのアクションを担当していたのは大野剣友会ですが同会は「柔道一直線」でアクションを担当した関係で「仮面ライダー」のアクションを担当しています。当然ですが大野剣友会のメンバーも「柔道一直線」の経験があるので藤岡弘が仮面ライダーの中に入るということに何の問題感も持っていなかっいたと考えます。

もし持っていれば「本人を中に入れるのやめましょう」この意見が出ていなければなりません。

これに関してはその他の撮影スタッフにも言えることです。「何故、本人が中に入るの?」この意見が出たと言う話は一切聞いていません。

ちなみに大野剣友会は「柔道一直線」で佐々木剛と共演した関係で当時すでに顔見知りでした。

その為、遠慮なくものが言えた関係で佐々木剛が主役になった時「中の苦労も知っとけよ」といって仮面ライダーの中に入れています。

2号初登場時の14、15話の仮面ライダーのほとんどは佐々木剛本人が演じています。

この回以降も佐々木剛が仮面ライダーの中に入っているシーンもあります。

佐々木剛は左利きなのでパンチを放つシーンでよく解ります。

佐々木剛が主役になった時プロデューサーの平山亨は「佐々木剛は絶対中には入れるな」と現場に厳重注意していたにも関わらずです。

平山亨がこの事実を知ったのは1990年代に仮面ライダーのイベントで佐々木剛から聞かされたのが最初そうです。当然ですが凄く驚いていたそうです。

以上のように「仮面ライダー」の撮影開始当時は主役が演じるのが当たり前。と言う考えが撮影スタッフ、番組関係者の間では当然のこととして考えられていた。このように考えます。

というよりも本人が中に入らなくても撮影はできるということに誰も気が付いていなかったのではないでしょうか?

上記していますがスタッフの誰かが気が付いていたら「何故、本人が中に入るの?」この意見が出ていなければなりません。ところがこの意見が出たという話は一切聞いたことも見たこともありません。

第14話で佐々木剛が変身ポーズを初めて撮影した時もポーズを間違えているにも関わらずOKが出て、そのまま放送されています。

このような状況を考えると「仮面ライダー」を撮影していた当時は誰も何も考えない状況で撮影が進んでいたのではないでしょうか?

4月3日放送開始にも関わらず2月7日にクランクインしているのが「仮面ライダー」の撮影の現実です。このトンデモなく押した状況で撮影をしていたのですから誰も何も考えない状況で撮影が進んで藤岡弘のバイク事故ではじめて「本人が演じなくても問題がない」ことに気が付いたのではないでしょうか?

「仮面ライダー」が余裕を持ってクランクインをしていた場合、スタッフの間で「何故、本人が中に入るの?」この意見が出ていたのではないかと考えます。

とにかく「仮面ライダー」は現在では考えられない非常に劣悪な状況で撮影準備が進められ、クランクインをした。

これが本人が中に入る必要が無いにも関わらず「本人を中に入れる」という失態に繋がったと私は考えます。

 

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ギャバンダイナミック

コメント

  1. 匿名 より:

    まさしく時代の流れとしか言いようのない「失態」ですね。。。

    高度経済成長期がいかに狂っていたのかを示す好例といえるでしょう。

    ただし、当時の基準ではごく当たり前に見られた労働形態であり、今の価値観で裁くことが適切なのかどうかは、当方には判断できません。

    私にとってこの時代は「歴史」であり、当事者ではないからです。

    これはかなり極論ですが、戦国時代の武将に「人殺し」と非難しても無意味なのと同じに思えます。

    それこそ責任に言及できるのは当時の現役世代ぐらいかもしれませんね。

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