以前書いた「阪神タイガース2軍移転」ですが一つ大きな問題があります。
それは1チームだけで高知に移転した場合移動が大変になるということです。
そこで考えました千葉ロッテマリーンズの2軍を高知に移転させれば良い。
現在プロ野球2軍には大きな問題があります。イースタン、ウエスタンリーグが7チーム、5チームなことです。それぞれのリーグが奇数なのです。
これは2004年に大阪近鉄とオリックスの合併が実現。これに対しNPBは宮城県仙台市をフランチャイズに東北楽天ゴールデンイーグルスを加盟させて12チームを維持しました。
この時、楽天の2軍が東北地方をフランチャイズとした為、現在の奇数になってしまったのです。
当然「阪神タイガース2軍移転」を思いついた時、楽天を移転させることを考えたのですが楽天の2軍は地元自治体と協力して運営されていると知り断念したのです。
奇数ですから試合にを組むことが難しいのが現実です。ソフトバンクでは2軍の試合がない時は3軍の試合に選手を出場させるといったこともしているそうです。
さらにスポーツというのは練習だけをしていても選手は育ちません。実戦が必要不可欠なのです。
楽天の移転は現実的ではないとの決断に至った時、どのチームであれば移転が可能なのか?
これを考えました。
ジャイアンツは川崎に施設を持っています。
ベイスターズは横須賀スタジアムをフランチャイズにして活動しています。
ライオンズは西武ドームの敷地内に練習場、寮を完備して運営されています。
残るはスワローズとマリーンズです。
東京ヤクルトスワローズは1軍は神宮、2軍は埼玉県戸田市と比較的近くに位置しています。当然2軍から1軍に上がっても神宮に移動するのに苦労することはありません。
ところが千葉ロッテマリーンズは千葉県千葉市と埼玉県浦和市です。
直線距離にすれば大したことはありませんが、そこは首都圏です。
移動が大変です。これは自動車、鉄道どちらもです。
これに気付いたのはYouTubeの里崎チャンネルを見ていた時です。
里崎智也がマリーンズの1軍と2軍は離れていて移動が大変だといっていました。
動画を貼っておきます。
マリーンズの移動の大変さは1軍と2軍だけではありません。楽天と、DeNA、日本ハムの3チーム以外とのビジターゲームでは遠征費が出ないのです。自腹で試合球場まで行かなければならないのです。
私はイースタンリーグの試合は地元球場に集合してバスで移動、宿泊をするものだとずっと思っていました。ところが現在はインターネットの普及、さらにはスマートフォンの普及により情報の発信が格段に発展しているのです。この関係で元プロ野球選手もYouTubeで気軽に情報発信が可能になりました。
さらに大きなメリットとしてテレビ等では話せない内容もぶっちゃけ話せるようになっているのです。
プロ野球選手がYouTubeで情報発信ができるようななった関係でロッテの1軍、2軍の移動が大変であるということを知ったのです。
だったらロッテの2軍を高知に移転させれば良い。
こう考えたのです。
これが実現すれば高知県に阪神とロッテの2軍があるので、この2チーム間の移動は楽になると考えます。
さらにイースタン、ウエスタンリーグも偶数になります。
これだけではりません。ロッテが将来3軍を設立した場合、四国の独立リーグに加盟すれば試合相手に困ることもありません。
さらには高知県の活性化にも繋がります。
阪神と千葉ロッテの2軍が移転するとなれば高知県は大歓迎間違いなしです。
これも移転先は高速道路のインターチェンジの近くにすれば交通の便も良いので移動で困ることはありません。
日本のプロ野球は元々は1軍だけで運営されていました。その後2軍も必要だということになり各チーム2軍を設立するようになるのですが何故か1軍と同じ地域に設立しています。
もっと言えば2軍は1軍の近くになくてなはならない。この考えが強く根付いています。
ところが時代が変わりました。日本ハムは1軍は札幌ですが2軍は千葉県鎌ヶ谷市です。飛行機でなければ移動できない距離です。
広島の2軍も山口県岩国市で広島から約1時間かかります。ただ広島の2軍は広島市内から通っています。
ソフトバンクも2軍は福岡から車で約1時間かかる福岡県筑後市にあります。
さらに高知県は以前はプロ野球の春季キャンプも行っていた地域ですから2軍を移転すに際して施設の問題もない可能性があります。
このような状況を考えた時、ロッテの2軍を移転させない理由はないと考えます。