日本アニメ史に残る「科学忍者隊ガッチャマン」の「ガッチャマンの歌」は番組開始当初はエンディングでした。
この曲がオープニングになったのは第23話からです。
私がこのことを知ったのは1990年代後半のことでした。
スカパーのチャンネルで「科学忍者隊ガッチャマン」の放送が始まると知り、第1話を見た時です。
オープニングが違う?
さらに番組のエンディングで「ガッチャマンの歌」が流れていたのです。正直とんでもなく驚きました。
放送当時に、このような記憶は一切ありませんでした。
なぜオープニングとエンディングを入れ替えたのか諸説ありますが、一番有力な説がエンディングで流した「ガッチャマンの歌」の反響が非常に大きかったとする説です。
以前Wikipediaに当時ヒットしていた「仮面ライダー」の主題歌「レッツゴー!!ライダーキック」と曲調が似ているからエンディングで使用していた、というのがありましたが、これはあり得ない話です。
「科学忍者隊ガッチャマン」の放送はフジテレビで日曜日の18時からでした。
これに対し「仮面ライダー」の放送はNETで土曜日の19時30分からでした。
要するに裏番組ではありません。
裏番組ではないので被ることはありません。
近年、「科学忍者隊ガッチャマン」は専門チャンネルでデジタルリマスター版が放送されたのですが当然このことは知って見ていました。
しかし、次からオープニングが変わるなと思いながら第23話を見たのですが、この曲がオープニングで流れると
テンションが上がる
血が騒ぐ
エンディングで流れていた時の放送では起こらなかった現象が私には起こりました。
この曲がオープニングで流れると番組への入り方が全然違います。
それだけこの曲の持っている力が大きいということでしょう。
自宅のオーディオシステム(スピーカーはBOSE)でこの曲を聴いてもテンションは上がります。
この曲が日本アニメ史に残る名曲であることは間違いがないでしょう。
今回このブログを書くにあたってYouTubeで「科学忍者隊ガッチャマン」のオープニングを見たのですが素晴らしいとしか言いようがありません。
曲とオープニングの映像が素晴らしく高いレベルで化学反応を起こしている。こう言っても言い過ぎではないでしょう。
私が若いころはカラオケはレーザーディスクが主流でしたのでアニメソングは非常に少なかったです。ただ、この曲は必ずと言っていいほどありました。
私が予約してこの曲のイントロが流れ出すと「誰がこの曲選んだのか?」よくこのように言われました。ただ最後にはほぼ全員が歌っていました。
私世代の男性であれば誰でもこの曲の歌詞は覚えているのが常識のようです。
以前のブログでも書きましたが、この曲は藤岡弘の怪我による「仮面ライダー」の主役降板がなければ世に出ていなかった曲です。それを考えると「歴史は何が起こるか分かりません」この一言につきます。
そうですか?
管理人さんより(多分)1コ上の者ですが、爽快感溢れる本来のオープニングが好きでした。
変わった時は違和感しかありませんでしたね。
これから始まるのに終わりの歌。テンション下がりました。
(本来のエンディングが嫌いと言うわけではありません)