伊藤詩織事件の23回目です。
「ブラックボックス」という本は非常に興味深い本です。
読めば読むほど、より深い味わいが出てくる高級珈琲を思わせるものがあります。
スターバックスで飲めるコーヒーではこの味わいは出せません。
今回もツッコミどころ・・・・
失礼・・・・
伊藤詩織マジック満載でお送りいたします。
警察へ行った時の記述に疑問があります
71、72、73頁(文庫75、76頁)
原宿所へ出かける
Rは、以前セクシャルハラスメントを受け、会社を辞めた経験を持っていた。彼女は自力で相手から謝罪の言葉を勝ち取っていた。しかし、彼女にハラスメントをした人は、一度認めて謝罪したのに、裁判ではそれを覆した。こういう場合、相手に非を認めさせるのがいかに大変か、彼女はよくわかっていた。
彼女たちの勧めでその場で山口氏にメールを送り直すことにした。しかし、その時はもう、山口氏のことを思い出すのも苦痛になっていたので、それから山口氏に送ったメールの数々は彼女たちが中心になって素案を考えてくれた。
原宿署に一人で出かけたのは、四月九日の夕方だった。事件から五日が経過していた。当時住んでいた家から一番近かったのが、そこを選んだ理由だ。
絶望のどん底で、不安を胸に一杯抱えて警察の門をくぐった日のことを、今でも忘れない。
受付のカウンターへ行くと、他の待ち合い者がいる前で、事情を説明しなければならなかった。簡単に事情を説明し、「女性の方をお願いします」と言うと、カウンターでさらにいろいろ聞かれた。うまく伝わらないので「強姦の被害に遭いました」と言うしかなかった。もう少し配慮が欲しいと思った。
女性の警察官は、別室で二時間ほど私の話を聞いてくれた。そして「刑事課の者を呼びます」と言った。その時初めて知ったが、彼女は交通課の所属だったのだ。
伊藤詩織はお金がないのです。
都心の一等地に部屋を借りています。
これはすでに多くん方が指摘している内容です。
まずおかしいと感じたのが72頁(文庫76頁)
原宿署に一人で出かけたのは、四月九日の夕方だった。事件から五日が経過していた。当時住んでいた家から一番近かったのが、そこを選んだ理由だ。
この記述です。
下記に続きます。
39頁(文庫40頁)
帰国してロイターで働く
インターンシップと学業で、さすがにバイトをする時間もなくなってしまった。また、それまでパートナーと二人で暮らしていたアパートを離れ、何人かでシェアできるアパートを新しく見つけたが、ニューヨークでの一人暮らしは、今まで以上にコストがかかった。
これまで何とか自分で賄ってきた学生生活だったが、ここで両親に送金を頼むことになってしまった。そこで私の困窮は、両親の知るところとなった。両親はびっくりし、すぐに帰国するようにという命令が下った。
仕方がない。我を通すすべはなかった。一度帰国して、もう一度何とか出口を見つける努力をしようと心に決め、私は日本に帰った。
帰国時の状況をこのように書いています。そうであれば東京で一人暮らしをするお金もないことになります。さらに原宿署をWikipediaで調べました。管轄区域が東京の都心の一等地です。
再度書きますが伊藤詩織は経済的に苦しくお金が無い関係でアメリカでの生活を切り上げて帰国していることです。
このような地域に部屋を借りて住むだけのお金はどこから出ているのでしょうか?
これも伊藤詩織マジックといえばそれまでですが!
「ブラックボックス」を読む限りでは伊藤詩織の経済状況の説明がどう考えても破綻しています。
これも伊藤詩織マジックなのでしょう!
警察はこのような対応はしません
72頁(文庫76頁)
女性の警察官は、別室で二時間ほど私の話を聞いてくれた。そして「刑事課の者を呼びます」と言った。その時初めて知ったが、彼女は交通課の所属だったのだ。
この記述がありますが事件の相談に行って、正確に言えば刑事事件の被害を訴えに行って交通課の警察官が話を聞くことはありません。
当然ですが性犯罪は刑事事件なので刑事課を案内されます。
これは2021年2月22日に警視庁高輪署に電話で確認を取っています。
地元の警察署でも確認を取っています。
交通課の警察官が二時間も話を聞くことはありません。理由は部署が違うからです。それ以前に性犯罪の被害にあった女性に交通課の警察官を対応させるこのような事は警察署ではおこないません。
つまりこの記述は嘘です。
疑われる方は地元の警察署へ行って確認をしてください。
これも伊藤詩織マジックなのでしょう!
存在しない門?
この箇所の記述で不可解なのはこれだけではありません。72頁(文庫76頁)
不安を胸に一杯抱えて警察の門をくぐった日のことを、今でも忘れない。
原宿署に門はありません。
くぐったのは入り口です。
どうやって門をくぐったのでしょうか?
まだまだ伊藤詩織マジックは続きます!
メールを書いたのは誰か?
72頁(文庫76頁)
その時はもう、山口氏のことを思い出すのも苦痛になっていたので、それから山口氏に送ったメールの数々は彼女たちが中心になって素案を考えてくれた。
この記述にも伊藤詩織マジックは散りばめられています。
伊藤詩織はこの時
山口氏のことを思い出すのも苦痛になっていたので、
このように書いています。その直後にこの記述があります。
それから山口氏に送ったメールの数々は彼女たちが中心になって素案を考えてくれた。
勘のいい方は気付かれているのではないでしょうか?
伊藤詩織がメールを書いています。
伊藤詩織が事件後、山口敬之に送ったメールは伊藤詩織が書いているのです。
山口敬之のことを思い出すことも苦痛になっている伊藤詩織本人が書いているのです。
重要なことなので再度書きます。事件後、伊藤詩織が山口敬之に送ったメールは伊藤詩織本人が書いているのです。
伊藤詩織の友達がやったことは
素案を考えてくれた。
これだけです。
つまり伊藤詩織は山口敬之のことを思い出すのも苦痛になっているにもかかわらず。友達の考えた
素案
をもとに自身がメールの文面を書いているのです。
このブログを読まれた方は私の意見を鵜呑みにしないでご自身で「ブラックボックス」を読んで判断をしてください。
まだまだネタはありますよ!
当然ですが
つづく!
伊藤詩織事件24へ続く
伊藤詩織事件22に戻る
伊藤詩織事件1に戻る
下記リンクで伊藤詩織事件を全て表示できるようにしています。