好評かどうかは分かりませんが伊藤詩織事件の2回目を書いてみました。
重要なことですので今回も書きますが私は山口敬之とは面識がありません。当然ですが山口敬之を擁護するためにこのようなブログを書いているわけではないということです。
高輪署では川へ人が落ちる事件は発生しません
90頁(文庫94頁)
四月二十七日。担当捜査員のA氏から連絡があった。
このようにあり、本事件の担当捜査員がA氏であることを書いています。
ちなみに捜査員とは刑事です。
106頁(文庫108頁)
すぐにA氏に連絡した。すると、「いま川に人が落ちたと110番通報があって動けない」、という返事だった
この記述があります。
ちなみにA氏の勤務する警察署は警視庁の高輪署です。これも「ブラックボックス 」で確認ができます。
高輪署の管轄に関してはWikipedia で確認を取っています。しかし、田舎の警察署なら理解できますが、東京のど真ん中で人が川に落ちるといった事件が起こるのでしょうか?
高輪署へ電話で確認をしました
私は2019年11月16日高輪署に電話で問い合わせをしました。
Q:そちらの管轄で人が川に落ちると言った事件はあるのでしょうか?
A:そのような事件は無いですね!
このように、しかもハッキリと答えられました。
つまりこの記述は嘘です!
このような事件で捜査員が対応することはありません
この伊藤詩織がA氏に連絡をした日は五月四日です。
これは105頁(文庫107頁)
「妊娠と仕事の事で大至急お話したいので、連絡の取れる電話番号をおしえてください。」S 2015-5-4 11:45
このメールの記述があり、その日にA氏に電話をしたことが分かります。それに対し106頁(文庫108頁)
すぐにA氏に連絡した。すると、「いま川に人が落ちたと110番通報があって動けない」、という返事だった
このように言われたことが確認ができます。
私はこの110番通報が事実なのか2019年11月19日に警視庁に電話で確認をしました。結果は110番通報の記録は1年間しか保存されていないので不明でした。
ただ、警視庁の方の話では川に人が落ちた、このような事件の場合、対応は消防になる可能性もあるとのことです。110番通報を受けて、それを消防に通報する。このようなケースもあるそうです。警察か消防かは状況によるので一概にどちらとは言えないそうです。
続いてですがA氏は捜査員(刑事)です。
110番通報を受ける部署の方ではありません。
川に人が落ちたとの連絡を受けることがあっても110番通報を受けることはありません。
さらに言えば、このような事件であれば対応するのは制服を着た警察官です。捜査を担当する捜査員(刑事)が対応することはありません。殺人事件が起こっても交通課の警察官が事件の捜査をしません。これは担当部署が違うからです。これと同じレベルの話です。これは私のような素人でも少し考えれば見抜けるレベルの内容です。
これも嘘です!
地元の警察署で確認しました
この件に関して2019年11月28日に地元の警察署に行って刑事の方に質問をしました。
答えは「このような事件では交番勤務の警察官かパトカー乗車中の警察官が対応する」このように答えられました。
念のため「刑事が対応することはないのでしょうか?」と質問したところ「100%絶対ないとは言い切れない」このような回答でした。
このように同書には事実の証明がされていない内容、あるいは創作がいくつもあります。
このような内容で山口敬之を犯罪の加害者と断罪するのはあまりにもお粗末すぎます。
再度書きますが私はこの本を読む前は中立の立場で読んでいます。
中立な立場で読まなければ公正な判断が下せないからです。
ところが、この本を読むと伊藤詩織に対する不信感しか得られません。
冷静にこの本を読み進めると伊藤詩織の主張すべてに疑問を持たざるを得なくなります。
このブログを読まれた方は私の意見を鵜呑みにしないでご自身で「ブラックボックス」を読んで判断をしてください。
場合によっては
つづく!
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昨日伊藤氏の終結
宣言のような会見を動画で見て少し検索したら2人の出会いから事後までのメールを確認できた
それを見て今まで山口氏の悪とばかり推測していたのだが
逆転した
また山口氏の書いてある詳細の方が信憑性がある
これは不起訴は通常であると思う
しかしこれらをよくも今まで主張したことが驚きであるし
必ずやこの真実はこれからの長い時間の間で分かることだと思う
因果応報は必ず来るのだから