伊藤詩織事件29

伊藤詩織事件の29回目です。

正直私もこのブログがこれだけ長く続くとは思ってもいませんでした。

これもすべては「ブラックボックス」という名著のおかげです。

この「ブラックボックス」は文藝春秋より絶賛発売中です。

ぜひ購入して読まれてください。

今回も支離滅裂・・・・・

失礼

伊藤詩織マジック全開の内容でお送りいたします。

問題のメールを送って山口敬之に会うまでの経緯

42、43、44、45、46頁(文庫46、47、48、49、50頁)

 履歴書とビザ

私は、最後に連絡を取ってから半年ぶりに、山口氏にメールを送った。二〇一五年三月二十五日のことだった。

「山口さん、

お久しぶりです。お元気ですか?

昨年は日本テレビでのインターンを紹介していただきありがとうございました。

学校でのラストスパートと並行して大変貴重な経験を培うことができました。

現在は東京のロイター通信でテレビニュース部のインターンをしております。

CNN東京からもインターンのオファーを頂いたりと、ニューヨークでの経験が大変役に立っております。

本当にありがとうございました。

大変感謝しております。

以前山口さんが、ワシントン支局であればいつでもインターンにおいでよといってくださったのですが、まだ有効ですか?笑

現在絶賛就活中なのですが、もしも現在空いているポジションなどがあったら教えていただきたいです。」(詩織=以下S)

山口氏からは、その日のうちにすぐに返信があった。

「インターンなら即採用だよ。

プロデューサー(有給)でも、詩織ちゃんが本気なら真剣に検討します。ぜひ連絡ください!」(山口=以下Y)2015-03-25 19:25

プロデューサーとは、自分でニュースのネタを見つけ、記者やカメラマンに指示しながら一定の枠のニュースを制作する仕事だ。インターンから始めようと思っていた私にとって、プロデューサーでの採用は、願ってもいないチャンスだった。ぜひプロデューサーに応募したい、とメールを送ると、すぐに返信が来た。

「本気みたいだね。

そしたらこっちも本気で検討します。

日本語で履歴書を作ってPDFかFaxで送ってください。

あとビザは持ってる?

新規プロデューサーという事にになると、採用やら待遇やら、TBSインターナショナル本社の決済をとらないとなりません。これにはかなりの時間がかかります。

あるいは、まずこっちに来てフリーランスとして契約して、しばらく仕事をしてもらいながら正式な採用に向かうという手もあります。このやり方なら私が決済できます。

どういうやり方がいいか、ちょっと考えてみます。」Y2015-03-25 22:17

 

履歴書を送ると、ほどなくして山口氏からメールが来た。

 

「履歴書受け取りました。ありがとう。

最大の関門はビザだね。TBSで支援する事も可能ですので、検討してみます。

 

ところで、ヤボ用で一時帰国する事になったんだけど、来週は東京にいますか?」Y 2015-03-28 17:31

 

「調べたら、支局スタッフとして雇用するために会社で支援をした実績はあるようです。

来週後半、空いている夜ある?」Y 2015-03-29 14:26

 

結局、次の金曜日に恵比寿で、時間は七時の待ち合わせ、ということになった。

「今売ってる週刊文春に僕の記事が掲載されているから読んでおいてね」山口氏は書いてきた。

 

四月三日金曜日

ビザにはいろいろな種類がある。プロデューサーなら、正式な就労ビザが必要だ。

金曜日は、四月三日だった。その日私は、奉納相撲の取材で靖国神社に出かけていた。

夕方六時四十分に取材を終えた私は、一度赤坂のロイターに戻って機材を置いてから、恵比寿へと出かけた。

仕事が押してしまい、約束から一時間遅れて駅に到着し、電話をすると、店までの道を説明するのが面倒だったのか、山口氏は駅まで迎えにきてくれていた。道すがら、今回は何のために帰国されたのですか、と聞くと、それは後で話す、と言った。

しかし、その話を後できちんと聞かされれた記憶はない。ただ、その後行った店で、「週刊文春」に掲載された記事のことで帰国したような発言は聞いた。

山口氏は、「店ですでに飲んでいるが、今日の目的はそこではない、予約したのは次に行く鮨屋だ」と言った。この辺りは生まれ育った土地で、帰国すると顔を出さなければならない店がたくさんある、ここは親父に初めて連れてきてもらった店なんだ、悪いけど少し付き合ってもらうよ、と。

ただ、あくまでも鮨屋が目的なので、この店ではあまり食べないように、とのことだった。

入ったのは、アットホームでフレンドリーな女将さんのいる小さな串焼き屋だった。これまでのパターンや今日の目的からして、当然誰か別のTBSの人が一人か二人同席するものと、私は勝手に解釈していた。「すでに飲んでいる」という言葉からも、数名と飲食をスタートさせているのだと思っていた。ところが、そこには誰もおらず、二人きりであるあることに内心驚いた。

ここは挨拶するだけだからと言いつつ、まったく何も頼まないわけにもいかなかったのだろうか、私には目の前に出された串焼きを五本ほど食べた。他に、もつ煮込みと叩ききゅうりがあり、ビールを二杯とワインを一~二杯飲んだ。小さなコップだったし、私はもともとお酒にはかなり強い方なので、酔いは回らなかった。

伊藤詩織は何故1時間も遅刻をしたのか?

この部分での疑問は?

それは何故、伊藤詩織は山口敬之との会合に一時間も遅刻をしたのか?

この時の会合は「ブラックボックス」では伊藤詩織がTBSワシントン支局で採用が決まり、この件(ビザ)について話をすることになっています。

そのような重要な会合に一時間も遅刻をすることは常識で考えればあり得ません。

このようなことをした場合、最悪就職の話が取り消される可能性もあります。

伊藤詩織は何故インターンを辞めていないのでしょうか?

45頁(文庫49頁)

夕方六時四十分に取材を終えた私は、一度赤坂のロイターに戻って機材を置いてから、恵比寿へと出かけた。

仕事が押してしまい、約束から一時間遅れて駅に到着し、電話をすると、店までの道を説明するのが面倒だったのか、山口氏は駅まで迎えにきてくれていた。

このような重要な日に何故、伊藤詩織はインターンの仕事をしているのでしょうか?

私なら休みます。

それ以前にこの会合が決まった時点で伊藤詩織はTBSワシントン支局に採用が決まっているのです。私ならロイターのインターンを採用が決まった時点で辞めています。

正式に雇用されていたのであれば事前に何月何日を持って辞めますと会社に通知する必要がありますがインターンでは、その必要はありません。

明日から来ません」これで済みます。

TBSワシントン支局で採用する話を何故夜、お酒を飲める場でしているのでしょうか?

この部分の疑問はまだ続きます。

それは45頁(文庫49頁)

来週後半、空いている夜ある?」Y 2015-03-29 14:26

このメールです。

この会合は伊藤詩織の採用に関する内容です。

それを夜に約束をしています。

伊藤詩織がTBSワシントン支局に採用が決まり、この件で山口敬之と会ったのが事実であれば昼、港区赤坂のTBS本社で会うはずです。

それを夜、しかもお酒を飲める場所で会うということはあり得ません。

しかも伊藤詩織は自身の採用の話をするはずの席で自発的にお酒を飲んでいます。

それも伊藤詩織が自身の就職の話をする場で肝心な就職の話をする前に自発的にお酒を飲んで酔い潰れているのです。このため山口敬之は仕事の話ができなかったのです。事実「ブラックボックス」には山口敬之からお酒を勧められたとは書かれていません。

伊藤詩織のこの行為も非常識と言わざるを得ません。

私であれば食事はしてもお酒を飲むことはりません。ちなみに私はお酒に強い方です。

山口敬之は伊藤詩織のインターンを断っています

続いての疑問は

40頁(文庫47頁)

インターンなら即採用だよ。

この山口敬之のメールでの返事です。

38頁(文庫42頁)

 ニューヨークで大学卒業を目前にして、私は本格的にインターンシップの受け入れ先を探し始めた。現地にある働いてみたいと思うメディア関係者にメールを送った。その中に山口氏も入っていた。一年ぶりに連絡をしたが、山口氏は、

TBSはいま、人が足りている。日本テレビはいつも人を募集してるみたいだから、自分の知り合いのニューヨーク支局長に連絡してみたら?」

と、紹介してくれた。ウェブで募集の詳細を確かめ、面接とテストを受けて通過した後に、同じ年の九月から、日本テレビ(以下、日テレ)でインターンとして働き始めた。

以前のブログでも紹介しましたが伊藤詩織は大学卒業を目前にした時期に山口敬之にインターン依頼のメールを送っています。

それに対し山口敬之は

TBSはいま、人が足りている。

このように回答しています。

それにも関わらず二〇一五年三月に就職相談のメールを送ったら

インターンなら即採用だよ。

山口敬之の言っていることが明らかに矛盾しています。

インターンはその方に働きぶりを見ることが目的です。さらに就職が前提条件です。つまりインターンなら即採用だよと言ったとすればTBSワシントン支局は常に人材不足に悩んでいることになります。さらに38ページで伊藤詩織は大学の卒業を目前にして山口敬之にインターンの受け入れのメールを送っています。しかし、上記しているようにTBSワシントン支局はインターンの募集はしていませんでした。

これぞ伊藤詩織マジック!

メール着信時間の謎?

山口敬之はワシントン時間の午前4:31にメールを送信しています

続いてですが、これは前回のブログでも書いたのですがメールの着信時間です。

44、45頁(文庫48頁)

「履歴書受け取りました。ありがとう。

最大の関門はビザだね。TBSで支援する事も可能ですので、検討してみます。

ところで、ヤボ用で一時帰国する事になったんだけど、来週は東京にいますか?」Y 2015-03-28 17:31

この着信記録があります。

メールの着信は受信した端末の時間が表示されます。

山口敬之はワシントン時間の04:31にメールを送信しています。

一般の方なら寝てる時間です。

これも伊藤詩織マジック!

伊藤詩織はこれからマスコミに就職する素人です

素人をいきなりプロデューサーで採用するのでしょうか?

続いてですが山口敬之はメールで

43頁(文庫47頁)

「インターンなら即採用だよ。

プロデューサー(有給)でも、詩織ちゃんが本気なら真剣に検討します。ぜひ連絡ください!」(山口=以下Y)2015-03-25 19:25

このように返信しています。

さらに伊藤詩織は「ブラックボックス」の43頁(文庫47頁)でプロデューサーを下記の内容で説明しています。

 プロデューサーとは、自分でニュースのネタを見つけ、記者やカメラマンに指示しながら一定の枠のニュースを制作する仕事だ。

伊藤詩織はこれからマスコミに就職しようとしている人間です。はっきり言えば素人です。そのような人間をいきなり、このような責任のある役職で採用する会社が存在するのでしょうか?

これぞ伊藤詩織マジック!

このブログを読まれた方は私の意見を鵜呑みにしないでご自身で「ブラックボックス」を読んで判断をしてください。

まだまだネタはありますよ!

当然ですが

つづく!

伊藤詩織事件30へ続く

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