伊藤詩織事件38

伊藤詩織事件38回目です。

「ブラックボックス」は何回読んでも新しい発見のある素晴らし書籍です。

文藝春秋は、この本でかなり儲けているのでしょう。

今回もツッコミどころ・・・・

失礼・・・・

伊藤詩織マジック全開でお送りいたします。

前回の引用再掲載

前回、前々回の内容ですがまだまだ新たな発見があります

29、30頁(文庫33、34頁)

 当初、学校の授業ではさっぱり何が行われているのかわからなかった。とにかく日本は中国の一部だと同級生が思っていたことがわかり、日本にもマクドナルドがあると言うと、みんな目を丸くして驚いた。

突然現れた言葉のわからない宇宙人のような私と、みんなは最初距離をおいた。当時私が日本の家族に連絡できる手段は、日本から持って行ったコレクトコールのカードを使い、電話交換を通して通話することだけであった。

このカードが終わってしまったらもう話せないと思い、めったに電話もできなかった。ホストファミリーも何度か変わり、どこにいても宇宙人、居候であることに孤独を感じた。しかし、部活を始めると、不思議なくらいチームメイトと打ち解けることができたのは、スポーツの素晴らしいところだ。友達も増えた。

三ヶ月もすると、まったくわからなかった授業にもついていけるようになり、なんとか日本へ追い返されないだけの成績のラインも保つことができた。

しかし、ここはあまりにも外部から閉ざされた村だった。州から出たこともないのに、アメリカが一番だと思っている仲間たちの中で、外部との繋がりや情報を強く求めるようになり、国際的なニュース番組を、喉の渇きを癒すように見た。

この魅力満載の文章は伊藤詩織ならではです。私には、このような素晴らしい文章は書けません。所詮才能がないのでしょう。

どうやってアメリカの高校に入学してのでしょうか?

伊藤詩織はアメリカの高校に直接入学しています

29頁(文庫33頁)

 当初、学校の授業ではさっぱり何が行われているのかわからなかった。

この記述があります。

続いて30頁(文庫34頁)

 三ヶ月もすると、まったくわからなかった授業にもついていけるようになり、なんとか日本へ追い返されないだけの成績のラインも保つことができた。

この2つの記述から分かることは伊藤詩織は単位取得の必要のない交換留学生ではないということです。

アメリカの高校に入学しているのです。

そうなると疑問が出てきます。

伊藤詩織は入学当初英語が話せなかったと書いています。それでは英語も話せないのにどうやってアメリカの高校の入学資格を得たのか?

このようなことを考えるの野暮なことでしょう。なんといっても、この本の著者は伊藤詩織なのです。この疑問に対し誰もが納得できる見事な説明をするでしょう。

これも伊藤詩織マジックでしょう!

非常識なカンザスの同級生

29頁(文庫33頁)

とにかく日本は中国の一部だと同級生が思っていたことがわかり

この部分も伊藤詩織ならではです。

カンザスの高校生は中国(China)、日本(Japan)この2つが国であることを認識しているのです。

それにも関わらず日本は中国の一部だと同級生が思っていた。これは日本の高校生に置き換えるとアメリカ、カナダ、メキシコこの3つの国を認識しているにも関わらずカナダとメキシコがアメリカの一部であると考えているのと同じです。

一般的な日本人ではアメリカの場所は理解していても、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴといった都市の場所を理解している方は少ないです。同じようにアメリカの高校生が日本と中国の場所を知らないというのは十分考えられます。しかし

日本は中国の一部だと同級生が思っていた

これは一般的には考えられません。

これに加え下記の文章があります。

29頁(文庫33頁)

日本にもマクドナルドがあると言うと、みんな目を丸くして驚いた。

伊藤詩織の入学した高校は相当偏差値の低い学校なのでしょう。もしかしたら日本でもコーラを売っていることすら知らないのかもしれません。当然TOYOTA、SONYが日本の会社であることも知らなのでしょう。

ちなみに私はコーラはペプシが好きです。

29頁(文庫33頁)

突然現れた言葉のわからない宇宙人のような私と、みんなは最初距離をおいた。

英語ができなだけで伊藤詩織はカンザスで宇宙人扱いを受けています。

英語のできない学生を受け入れている学校の生徒とは思えない対応です。

これも伊藤詩織マジックなのでしょう!

コレクトコールは着信元が料金を支払います

プリペイド式コレクトコールのカードは存在しません

29、30頁(文庫33頁)

当時私が日本の家族に連絡できる手段は、日本から持って行ったコレクトコールのカードを使い、電話交換を通して通話することだけであった。

このカードが終わってしまったらもう話せないと思い、めったに電話もできなかった。

この伊藤詩織ならではの深い味わいを醸し出す素晴らしい文章も見逃せません。

コレクトコールとは電話の発信元ではなく着信元が電話料金の支払いをするサービスです。つまり伊藤詩織がコレクトコールのカードで日本の家族に電話をした場合、電話料金の支払いは日本の伊藤詩織の家族が支払うのです。それ以外にも

29頁(文庫33頁)

電話交換を通して

この当時、留学生が使用するコレクトコールのカードは一般的には日本の家族が自宅の固定電話番号で申し込みをして料金を支払い、カードには暗証番号が記載されていて暗証番号と相手先の電話番号を直接ダイヤルしてかける方法が主流でした。

つまり、いつの時代の話をしているのですか?

伊藤詩織の魅力はこれだけではありません。コレクトコールのカードが終わったらと書いているのです。コレクトコールのカードを利用して日本の家族に電話をした場合、上記していますが電話料金の支払いは日本の伊藤詩織の家族です。

コレクトコールのカードは一般的なテレフォンカードのように限度数があり使い切ると使用できなくなるようなシステムではありません。

要するにコレクトコールのカードを使い切るとういことはできないのです。

つまりこの記述も明白な嘘です。

これぞ伊藤詩織マジック!

Skypeを使えばいいだけです

この部分の記述にはまだ伊藤詩織マジックな文章があります。

伊藤詩織がアメリカに留学したのは2004年か2005年です。これは伊藤詩織の出生年から推測したものです。この時期は既にインターネットが普及しています。当然ですがSkypeが使えています。ホストファミリーは外国からの留学生を迎え入れているのですから高速インターネット回線を自宅に引いているのが常識です。さらにアメリカは日本よりも高速インターネット回線の普及が早かったです。疑われるのであれば調べてください。

さらに、この時期は日本でも光回線が普及しています。

伊藤詩織の家族が自宅に光インターネット回線を引いてSkypeを使用して話をすればいいだけです。

何故、伊藤詩織はSkypeで日本の家族と話をしていないのでしょうか?

しかし、この本は伊藤詩織が書いているのです。

当然、誰もが納得する説明をするに違いありません。

これこそ伊藤詩織マジック!

 

インターネットの存在を知らないのでしょうか?

30頁(文庫34頁)

外部との繋がりや情報を強く求めるようになり、国際的なニュース番組を、喉の渇きを癒すように見た。

インターネット利用すればいいだけです。

インターネットを利用すれば、いくらでも外部との繋がりや情報は入ってきます。あなたはジャーナリスト志望にもかかわらず、そんなこともやっていなかったのですか?

当然ですが

国際的なニュース番組を、喉の渇きを癒すように見た。

このような状況にはありません。

これこそ伊藤詩織マジック!

このブログを読まれた方は私の意見を鵜呑みにしないでご自身で「ブラックボックス」を読んで判断をしてください。

まだまだネタはありますよ!

当然ですが

つづく!

伊藤詩織事件39へ続く

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