Googleに言論の自由はあるのでしょうか?

昨日「Googleアドセンス広告アカウント閉鎖」を公開しましたが、アカウント再開の申請は行っています。

昨日の夜にこれは行いました。

自動返信メールを掲載します。

無効な操作についての申し立てへの対応 [7-4427000031551]

adsense-adclicks@google.com

8月18日(水) 19:29 (21 時間前)

To 自分

お客様

お申し立てを受領いたしましたのでお知らせいたします。お申し立てにはできるだけ早く対応するよう努めておりますが、数多くのメールが寄せられているため、1 週間程度またはそれ以上かかる場合もございます。なお、このアカウントで以前にも申し立てを行っておられる場合、今回または今後の申し立てに対応できない可能性があります。また、AdSense アカウントの無効化に対して申し立てを行っても、必ずしもアカウントが再度有効になるわけではありませんのでご了承ください。不正行為のため無効となったアカウントについてご質問やご不明な点がありましたら、こちらの URL をご覧ください。https://www.google.com/adsense/support/bin/answer.py?answer=57153

ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

何卒よろしくお願い申し上げます。

Google AdSense チーム

これを送ったのが19:29です。

内容が内容なので審査に時間がかかり回答は遅くなると考えていました。

ところが22:37には回答のメールが送られてきました。

adsense-adclicks@google.com

2021/08/18 22:37 (18 時間前)

To 自分

お客様

このたび、お客様の申し立てを承りました。プログラムのご利用継続をご希望ということで、ご提供いただいた情報を検討いたしましたが、誠に残念ながら、お客様のサイト運営者アカウントを再開することはできないとの判断に至りました。

お客様のアカウントへの今後のお支払いは停止されます。今後、サイト運営者プログラムにご参加いただくことはできず、新しいアカウントを作成することもできませんのでご了承ください。

ご理解のほどよろしくお願いいたします。

Sincerely,

Google 広告トラフィック品質管理チーム

早い話が即答です。

要するに審査もしないでアカウントの閉鎖を通告してきたのです。

もっと言えば私が再開申請の手続きをしたのが19:29です。この時間は日本はすでに事務所が閉まっています。当然ですが日本のGoogleで申請内容を確認、検証してはいなということです。

Googleの本社はアメリカのカリフォルニア州ですが現地時間で06:29です。

このメールの返信時間ではアメリカ本社で私の申請内容を確認、検証する時間もありません。それ以前にアメリカ本社で日本語が堪能な方が働いている可能性も低いのが現実です。

要するに私のアカウント申請内容の確認、検証せずに閉鎖を通告してきたのです。

Googleは民間企業です。さらにGoogleの収入は広告費です。当然ですが広告主に不都合な情報発信をしているウェブサイトの広告停止しろと言われたら反対はできません。

ただGooglegは情報を扱って、それを利用してビジネスをしている会社です。

もっと言えばインターネットでです。

2021年現在、最大の情報発信プラットフォームはインターネットです。

その世界最大の企業がこのようなことをするとはインターネット上にも言論の自由はないということです。これは中国のような共産党国家や独裁国家だけの問題でもないということです。

これは私だけの問題でなくインターネットで有益な情報発信をしていても(特に政治、思想)それに対しなんの見返りも与えないと言っているに等しい行為です。

私自身は広告アカウントが閉鎖されても特に問題はありません。

元々これで生活をしていこうとは考えてはいなからです。

ただインターネットでジャーナリズム活動をしている方々はどうでしょうか?

このような方達には死活問題です。

現在ジャーナリズムには大きな問題があります。

それは収入源が減っている。もっと言えば無くなっているのです。

テレビの地上波は広告費が収入源です。

新聞、雑誌等の紙媒体は販売だけでは経営が不可能なレベルに達しています。事実紙媒体も広告費が無ければとっくに潰れています。

CS、ケーブルテレビ等の専門チャンネルも受信契約金だけでは経営が困難なのが現実です。(大抵の場合CMが放送されている。)

既存のオールドメディアは広告主の都合の良いように報道をしているのです。

私がブログで追及している伊藤詩織に関しても同じです。

何故、無名の一般人がいきなり週刊新潮から取材を受けるのか?

何故、無名の一般人がいきなり東京新聞(中日新聞発行)が記者会見を設定しているのか?

何故、無名の一般人がいきなり文藝春秋から書籍を出版できるのか?

何故、無名の一般人の言い分が一切の検証もされないまま正しいと報道され続けるのか?

このような無秩序なオールドメディアに対抗できるのはオールドメディアに代わるニューメディア、インターネットなのです。

さらにジャーナリズム活動にはお金が必要なのです。

お金がなければできない取材はたくさんあります。

現在一番取材費が必要なのは中東問題ではないでしょうか?

このような危険地域で取材活動をするには多額の取材費が費用です。もっとも大きのは身を守るための警備費です。

ところがインターネットで世界最大の企業がオールドメディアと何ら変わらないことをしているのです。

私はインターネット、メール、電話だけで「伊藤詩織事件」の取材をして書いています。これは取材費がなくてもできることです。

ところが取材費の必要なジャーナリズム活動は多く存在します。

今回Googleが私に対して行った行為はジャーナリズムに対する妨害行為です。(私のやっていることがジャーナリズムなのかという問題はありますが?)

Googleは本当に世界最大の民主国家アメリカの企業なのでしょうか?

伊藤詩織の背後にどのような組織、スポンサーがついているのかは不明ですがGoogleに多額の広告費という名の賄賂を提供していると考えて間違いがないでしょう。

2021年現在、最大の情報発信プラットフォームのインターネットでこのようなことが起こったことは私1人だけの問題ではないということです。