先日「ロイターインターン募集サイト」というブログを公開しましたが、このブログにロイターインターン募集のサイトへのリンクを貼っています。
ロイターインターン募集サイト
このブログからロイターインターン募集のサイトへアクセスすると下記のサイトが表示されます。
念のためリンクを再掲載いたします。
これはパソコンの画面をスクリーンショットしたものです。
伊藤詩織はインターンの条件を満たしていません
インターン募集条件
問題は赤い枠で囲んだ画面下の左側に表示されている記述です。
下記の記述があります。
Completing your degree?
Newly graduated?Whether you’re finishing up your first semester, looking to complete a co-op, or are a recent graduate, you can go from campus to career with the enriched experiences we’re committed to providing the next generation of talent at Thomson Reuters.
Googleでの翻訳を掲載します。
これはChromeで閲覧すれば日本語に翻訳されます。
あなたの学位を完了しますか?
新卒?あなたが最初の学期を終えているか、協同組合を完了することを探しているか、または最近の卒業生であるかどうかにかかわらず、トムソンロイターで次世代の才能を提供することを約束する豊富な経験でキャンパスからキャリアに行くことができます。
Completing your degree?
Newly graduated?
あなたの学位を完了しますか?
新卒?
インターン募集対象は大学生か大学を卒業した方です
読めばわかると思いますがロイターのインターン募集の条件は大学生か大学を卒業した方が対象ということです。
事件のあった2015年当時はどうだったのか分かりませんが、2021年現在はこの条件があるということです。
伊藤詩織は大学を卒業していないので2021年現在のインターン募集の条件を満たしていません。
少なくとも現在の募集条件では伊藤詩織はロイターでインターンができないのです。
2015年当時、募集条件がどうだったのかは分かりませんが、この6年の間で変わっているとは考えにくいのが現実です。
ロイターインターンのジャーナリズ部門には下記の項目があります
これだけではありません。
このページを下にスクロールすると下記の画面が表示されます。
この部分で英語で「 journalism」日本語で「ジャーナリズム」の部分をクリックすると下記掲載の画面が表示されます。
場所はアメリカとカナダです
日本語訳を掲載します。
私たちのジャーナリズムインターンシップでは、次のことを行います。
世界最大の独立した国際的なマルチメディア通信社でジャーナリズムを学び、最も経験豊富な記者や編集者と協力してください。私たちのインターンシップは、テキストおよびビジュアルプラットフォーム全体で、特定の日に報告するトップビジネス、政治的および一般的なストーリーに関する直接の報告経験を提供します。ロイター北米インターンシップは10週間続き、6月上旬に始まります。
・応募日は毎年9月にオープン
・場所:米国:ニューヨーク、ワシントンDC、シカゴ、サンフランシスコ。カナダ:トロント
・このプログラムが申し込みの受け付けを開始したときにアラートを受け取るようにサインアップしてください
私たちの ジャーナリズムフェローシップでは、次のことを行います。
デジタル、ビジュアル、および従来のプラットフォーム全体で、専門家、メディア、および消費者市場にニュースを伝えるチームに参加してください。私たちのフェローシップは、ジャーナリズムへのキャリアシフトを模索している初期の記者、大学院生、または専門家の方を対象としています。ロイターNABJのフェローは、データ主導のジャーナリズムとマルチメディアストーリーテリングの専門知識を開発し、調査報道とオリジナルのストーリーアイデアの生成のスキルを構築します。フェローシップはローリングベースで授与されます。
・ニューヨーク、ワシントンDC、または別の米国支局で9か月の職務に就く
・集中的な教室学習に参加する
・ロイターの上級ジャーナリストによる指導を受ける
・ニュースを壊し、しっかりと書かれた散文で深く報告されたストーリーを配信するためのソースを構築するスキルを磨きます
これも読めば理解できますが下記の内容があります。
・応募日は毎年9月にオープン
・場所:米国:ニューヨーク、ワシントンDC、シカゴ、サンフランシスコ。カナダ:トロント
応募の開始が毎年9月からです。
これに加えて場所がアメリカとカナダに限定されています。(意外ではあるがロサンゼルスがない)
日本はありません。
それと、これは重要なことですがインターン募集に「ジャーナリスト」の部門があるようにトムソン・ロイターというと報道機関のイメージがありますが同社が独自に報道と呼べることをしているのはインターネットのウェブサイトだけです。
同社は報道機関ではなく通信社です。
ロイターは通信社であり、各国で起こったニュースの映像、写真、記事等を買い取って(独自取材したものも含まれる)それを他国の報道機関に販売するというビジネスをしているのです。
さらにテレビ、ラジオ、新聞、雑誌といった独自の情報発信の媒体を持っていません。スカパー、ケーブルテレビの専門チャンネルも持っていなければインターネットテレビの運営もしていません。
現在の同社のメインビジネスは金融情報サービスです。
これはWikipediaで調べれば分かります。
ロイターインターンのジャーナリズム部門の開始は6月です
さらに下記の内容があります。
ロイター北米インターンシップは10週間続き、6月上旬に始まります。
ロイターのジャーナリズム部門のインターンの開始は6月です。
つまり「ブラックボックス」39、40ページにある
仕方がない。我を通すすべはなかった。一度帰国して、もう一度何とか出口を見つける努力をしようと心に決め、私は日本に帰った。
翌年の二月から、私はロイター通信の日本支社、トムソン・ロイター・ジャパンとインターン契約を結んで働き始めた。
これは2021年現在の同社のインターン採用方法ではできないのです。
ロイターインターンには下記の項目があります
これだけではありません。
このサイトをさらに下にスクロールすると下記の画面が表示されます。
問題の日本語訳を掲載します。
あなたのフィット感を見つけましたか?適用する次のステップは次のとおりです
①オンラインで申し込む
あなたの学校の学期と同様に、私たちの典型的な採用サイクルは、1月、5月、9月の初めに開始日があります。
このようにあります。
ロイターインターン開始は1月、5月、9月です
これは「ジャーナリズム」以外が対象のようですが下記の記述があります。
私たちの典型的な採用サイクルは、1月、5月、9月の初めに開始日があります。
要するに2月開始のインターンは原則ロイターには存在しないのです
これは2021年現在の条件で2015年当時はどうだったのか確認は取れていませんが変わっているとは考えにくいのが現実です。
ロイターインターン募集、開始の条件
つまりロイターのインターンは下記の内容になります。
①大学在学中か卒業しているか
②ジャーナリズム部門の募集は勤務地がアメリカ、カナダ
③ジャーナリズム部門のインターン開始は6月
④他の部門でもインターン開始は1月、5月、9月
少なくとも2021年現在のロイターのインターンはこの条件になっています。
つまり「ブラックボックス」39、40ページにある
仕方がない。我を通すすべはなかった。一度帰国して、もう一度何とか出口を見つける努力をしようと心に決め、私は日本に帰った。
翌年の二月から、私はロイター通信の日本支社、トムソン・ロイター・ジャパンとインターン契約を結んで働き始めた。
これは2021年現在の同社のインターン採用方法ではできないのです。
当然ですが「2015年当時どうだったのか?」この問題がありますがインターン採用の条件が変わるとは考えにくいのが現実です。
伊藤詩織が「ブラックボックス」に書いているようにロイターでインターンをしていた。
これに強い疑問が出てきます。
本当にロイターでインターンをしていたのでしょうか?
下記リンクで伊藤詩織事件を全て表示できるようにしています。