スポンサーリンク

ウルトラマンAの謎?

特撮・アニメ
スポンサーリンク

1972年4月から1973年3月まで放送されていた「ウルトラマンA」という作品について書いてみたいと思います。

その前に、この「ウルトラマンA」は第2期ウルトラマンシリーズと呼ばれる作品のひとつです。

1971年 帰ってきたウルトラマン

1972年 ウルトラマン

1973年 ウルトラマンタロウ

1974年 ウルトラマンレオ

以上が第2期ウルトラマンシリーズと呼ばれている作品です。

この第2期ウルトラマンシリーズが他のウルトラマン作品と大きく違う点としてウルトラマンに変身する主人公のプライベートを描いていることです。

「帰ってきたウルトラマン」の主人公、郷秀樹役の次郎(名称当時、以下同)には恋人までいました。

話を「ウルトラマンA」に戻します。

この作品の最大の特徴は男女合体変身と言ってもいいでしょう。ところが最初の半年でこれは突然終わりを迎えます。第28話で女性主人公の南夕子(星光子)が月星人の末裔で月に帰ると言う設定になり降板してしまうのです。

これは去年ケーブルテレビで「ウルトラマンA」の放送があり「何故、星光子は降板になったのだろうと?」考えインターネットで調べてはじめて知ったのですが、この降板の件は事前に星光子にも知らされていなかったそうです。

当時、星光子は第28話の脚本を読んでどう言うことなのか、よく理解できなかったそうです。そして第29話の脚本を見て自分の名前がキャスティングされていないことではじめて降板を知ったそうです。

当然ですがとてつもないショックを受けたそうです。

これが理由で降板以降「ウルトラマンA」関連のイベントには一切参加を拒否していたそうです。

本人が降板の件を知らなかったくらいですから当然ですが他の出演者もこのことは知らなかったそうです。

星光子が降板以降、「ウルトラマンA」のイベントに参加したのは2004年にDVDが発売された時にCDショップ・HMVで本作のDVD販促イベントが行われた際、「何度もお断りした」にもかかわらず、半ば無理やり引っ張り出されてしまった。これが最初だそうです。

この時に降板の件を事前に知らされていなかったことが判明したのです。

ただ、現在は星光子にも「ウルトラマンA」に対するわだかまりはくなっているので、これからもファンイベントへの出演、雑誌のインタビュー等で当時の話を語っていただければ良いなと考えています。

「ウルトラマンA」と言う番組の最大の特徴は男女合体変身であることは間違いはないと考えます。ところが、これを唐突かつ無理矢理に終わらせてしまったのは日本特撮番組史の最大の謎と言っても良いのではないでしょうか?

事実、関係者の証言でも何故この降板が行われたのか決定的な話は出ていません。

これに関しては40年以上前の作品なので、これからも出てくることはないでしょう

その様な状況なので、推測するしかないのが現実です。

男女合体変身を終わらせた理由として挙げられるのが2人の主人公を描くことが難しいとう言うのがあります。

ただ、これに反論する形でよく出てくるのは「超人バロム・1」での2人の少年による合体変身の例が挙げられます。この作品では最後まで合体変身を通しているので上記の降板理由が否定されることになります。

これは私の推測なのですが男女合体変身の設定は同作品の脚本家、市川森一が単独で決定したことだと考えています。

「ウルトラマンA」の脚本家は市川森一、上原正三、田口成光の3人ですが基本的設定は市川森一が、ほぼ1人で決定したと考えています。

この様に推測する理由は市川森一がキリスト教徒だからです。

男女合体変身は聖書の「アダムとイブ」からの発想で間違いないと考えます。

これ以外にもキリスト教の影響が多く見られるのが第13話、第14話です。ゴルゴダ星でエースを除くウルトラ兄弟が十字架に貼り付けにさせられています。

このエピソードに登場した超獣の名前は「バラバ」です。

これも新約聖書の福音書にユダヤ人強盗、囚人の名前です。

とにかく「ウルトラマンA」と言う作品はキリスト教の匂いがプンプンしています。

この当時、円谷プロダクションと言う会社は経営が非常にずさんだったことは特撮ファンなら誰でも知っている話だと思います。

「ウルトラマン」「ウルトラセブン」はTBSからの支払われていた1本500万円を大きく超える制作費をかけて撮影していました。「ウルトラマン」は1本の撮影に1000万円以上使用したと言うエピソードがあるくらいです。

この時の負債が大きくのしかかり、「帰ってきたウルトラマン」の制作がなければ円谷プロダクションは倒産していたと言われています。

当然これも私の推測なのですが、「帰ってきたウルトラマン」の成功で倒産を免れた円谷プロダクションは次回作品の準備をかなり、ずさんに行ったのではないでしょうか?

とりあえず倒産の危機は脱した。

次の作品?

この様な調子で「ウルトラマンA」の基本的設定はメインライターの予定だった市川森一に、ほぼ丸投げの様な形で決まったのではないでしょうか?

実際に「ウルトラマンA」の放送を見て関係者が「こんな作品なの?」この様に判断した可能性は充分あります。しかし「TBSの関係者が試写を見ているではないか?」この意見は当然出てくると考えます。

ただTBSの関係者は作品の世界観を知らされているわけではないので「次の作品はこんなもんなのか?」これで終わっている可能性も充分あります。

スポンサーの玩具会社も「ウルトラマンが出てるし、地球防衛チームも出てるから」特に問題はありませんで終わっている可能性がこれも充分あります。

そうでもなければ作品の最大の特徴である男女合体変身を唐突に終了させる理由が見当たりません。

男女合体変身に関して関係者の間で入念な打ち合わせがおこなわれていれば、様々な疑問や問題、意見が出て来て当然です。ところが放送前に男女合体変身に関して議論が行われたと言ったエピソードは聞いたことがありません。

男女合体変身はどうなの?

この意見が出たのは第1話の放送以降だといわれています

とにかく「ウルトラマンA」と言う作品は他のウルトラマンシリーズと比べて非常に異質な設定が多すぎます。

「怪獣」ではなく「超獣」と呼称している。

地球防衛チームの名称TACとはTerrible-monster Attacking Crewの略で「超獣攻撃隊」の略称で防衛チームが超獣と言う名称を使用しています。

ヤプールと言う悪の幹部が存在していた。これも途中でいなくなりますが・・・・????

ウルトラマンAの声を当時ライバル番組にまで成長していた仮面ライダーのショッカーの首領、納谷悟朗が担当していた。

ウルトラ兄弟の設定が確立した。

新機軸を打ち出したと現在では言われていますが関係者が好き勝手なことを始めたと言っても問題がないと考えます。特に前作「帰ってきたウルトラマン」の後半の視聴率が良かっただけに、この様な意外性な設定を打ち出すのは正直無茶苦茶だと考えます。

「帰ってきたウルトラマン」の作品観を踏襲する様な設定にしていれば視聴率の低下も防げたのではないでしょうか?

「ウルトラマンA」で男女合体変身が唐突に終了したのは上記していますが基本設定を脚本家の市川森一に丸投げしたことが理由であると私は考えます。

このブログは私の推測で書かれている内容が非常に大いのが現実です。ただ、このブログが「ウルトラマンA」の最大の謎、男女合体変身打ち切りに関する新たな論争、埋もれていた資料な発掘につながれば良いと考え書きました。

事実関係の間違いがあればコメント欄かメールで指摘してくだい。

感想もいただければ幸いです。

ウルトラマンAの謎?2

特撮・アニメ
スポンサーリンク
スポンサーリンク
gavandynamicをフォローする
スポンサーリンク
ギャバンダイナミック

コメント

  1. 匿名 より:

    ほぼ同時期に放映していた仮面ライダーにおいて採用されなかった「ダブル主人公常時共演」を採用しようとして失敗したのがウルトラマンAだったのだと思います。
    ご指摘の通りに、ウルトラマンAの製作スタッフが好き勝手放題に製作していたのだとすれば、ライダー人気が議題に上がらなかった訳がありません。
    「仮面ライダーは主役を二人にして成功した。彼らは主人公を常に一人にしていたが、うちは常に二人の主人公でいこう!どうせなら女児人気をつかむために片方は女性にしよう」という会話があったのかどうかまではわかりませんが、
    納谷悟朗氏の採用も含めると、仮面ライダーを意識していないとするには不自然です。
    そして星光子氏の強制降板というエピソードは、仮面ライダー出演者に対する数々の美談・奇譚と実に好対照ですね。

    • gavandynamic より:

      コメントして頂きありがとうございます。
      「ダブル主人公常時共演」が失敗であるとは私は考えていません。
      理由はリアルタイムで見ていた児童層だった当時、特に違和感もなく受け入れていたからです。
      「なんで二人で変身するんだ?」このような意見は友達との間でもありませんでした。
      ですから「ダブル主人公常時共演」が失敗という認識は当時はありませんでしたし、現在でもありません。「ダブル主人公常時共演」は「超人バロム1」でも採用されていたので特にそう感じます。
      ただ2、3年前に「ウルトラマンA」の放送を見ていた時「主人公が二人だと変身前の両者のどちらを主役にするのか?」これが問題であったと感じました。
      主に北斗星司が主人公として描かれ南夕子は副主人公的な扱いが目立ちました。ただ南夕子の最終回は完全に南夕子が主役として描かれていました。
      「ダブル主人公常時共演」が失敗ではなく「ダブル主人公常時共演」を終了したことの方が失敗だったのではないかと私は考えます。事実、突然南夕子が月に帰る展開になった時、非常に驚き戸惑ったことを覚えています。
      当然のように翌日幼稚園で「南夕子がいなくなった」これが話題になりました。
      一緒に試聴していた弟は南夕子がいなくなることを非常に寂しがったいました。
      「ダブル主人公常時共演」が少なくとも当時の視聴者にはなんの違和感もなく受け入れられていたことを考えると、これを突然強制終了した当時のスタッフに問題があると考えます。

タイトルとURLをコピーしました