今年スポーツ界でどうでもいいことで話題になったことがあります。女子ビーチハンドボールヨーロッパ選手権でノルウェー代表チームがルールに定められているビキニを着用せずに試合を行い罰金を払ったことです。
私は今回の騒動で初めてビーチハンドボールという競技を知ったのですが「何がやりたいの?」これが本音です。
調べたのですが同競技は1992年に発生しています。
つまり今回の問題を起こした選手が生まれた時にはすでにビーチハンドボールという競技は存在していたのです。さらに同競技を選手がプレイしているのは選手の自発的な意思によるものです。誰かに強制されて同競技をプレイしているわけではないということです。
そうであれば最初からビーチハンドボールを始めなければ良いだけのことです。そうすれば今回の問題は起きませんでした。
自らの意思で自発的に競技を始めておいてルールがおかしいと言っているのです。
今回の問題を起こした選手がビーチハンドボールを始める前から同競技のルールは女子はビキニを着用することがルールとして定められていたのです。
当然ですが「ビーチハンドボールをプレイしなければ良いだけのことです」ところが自らの自発的意志で始めておいてルールがおかしいから私たちはルールを破ります。
罰金を払えば良いのでしょ!
これは通りません。
今回の問題は女性アスリートが性的に搾取されているということを主張している様ですが、これは今に始まった問題ではありません。当たり前ですがスポーツは原則公開された場でお客さんを入れて行われます。これはプロ、アマを問わずです。
公の場で人前に出ることは、当然ですが性的な目で見られても問題はありません。嫌ならスポーツをしなければいいだけです。
逆に言えばスポーツをするということは多かれ少なかれ性的な目で見られることが前提です。これは男性にも言えることです。
これはスポーツ以外にもいえます。
芸能人がこれにあたります。
当然ですが芸能人を性的な目で見たからといって問題になることはありません。
これ以外にもあります。
私はプロレスファンなので女子プロレスも見ますが、これも選手を性的な目で見ることが問題視されることはありません。
女子プロレスですがコスチュームは昔は競泳の水着状の物が多かったのですが現在はセパレートタイプの物を使用している選手が多くいます。選手によってはかなりセクシーなコスチュームを着用する例もあります。
ただ女子プロレスで選手が性的に搾取されているという話は聞いたことがありません。
今回のビーチハンドボール以外にもビキニスポーツはあります。
有名なのがビーチバレーでしょう。
この競技はオリンピック種目になっています。今回の東京オリンピックでも実施されています。
同競技がオリンピック種目に採用された当時、女子選手のユニフォームが話題になりました。
ただ女子選手が性的に搾取されているという問題は現在のところ聞いていません。これも一部に悪質な客がいるのは事実ですが。
日本ではあまり知られていないのですがアメリカにLFL(Legends Football League)というプロスポーツが存在ます。
これは女性選手がビキニを着用して簡単なプロテクターとヘルメット着用した行うアメリカンフットボールです。
同競技は元々はランジェリーフットボールと言って通常の女性用下着に簡単なプロテクターとヘルメットを着用しただけで行いました。これはテレビ局がNFLスーパーボウルのはハーフタイムショーの裏番組としてぶつけるために企画、放送したものです。
これが視聴率を取ります。
この時の動画を貼っておきます。
そこでプロリーグを創ろうと言ってLFLというプロリーグができました。いかにもアメリカ的な出来事ではないでしょうか?
LFLのウェブサイトのリンクも張っておきます。
私はアメリカンフットボールのファンでもあります。それでこのスポーツの存在を知っていました。
一時期WOWOWでも中継はされていました。
このスポーツですが2016年にアメリカNBCが日曜の夜に放送している試合がYouTubeでノーカットで配信されていることを知り見るようになりました。
このスポーツはおっぱいポロリがネット上で非常に強調されていたので実際はどんなものだろうくらいの感覚で見ていました。
結論から言えばこれは嘘です。
まず選手は乳首に関してはニップルを張っているのでこれはありません。さらにビキニの下にアンダーウェアを着用する選手もいるのでこの様なことは発生しません。パンツの下は全員がアンダーウェアを着用している様です。
さらにこの競技はアメリカでテレビ放送されています。アメリカはテレビの放送コードが非常に厳しいのでこの様なことが起こる競技の放送はできません。
ちなみに2020年、2021年シーズンはコロナで開催はされていません。
参考に2019年シーズンのチャンピオンシップの動画を張っておきます。
当然ですがこの競技も男性ファンは選手を性的な目で見ています。
しかし今回のビーチハンドボールのように選手が性的に搾取されているという問題が発生したという話は聞いたことがありません。
そもそもこれらの女性がビキニをきて行うスポーツは見るきっかけにはなりますが見始めればスポーツでしかありません。見慣れてしまえば「こんなものか」これで選手のユニフォームが気になることもありません。少なくとも私はそうです。
極端な例ですが女子テニスでモデルのようなルックスの選手がアンダースコートに黒のTバックを着用して話題になったとします。当然ですが興味を持って見ます。しかし、試合が始まってしまえばテニスでしかありません。
要するに見始めるきっかけになっても試合が始まればスポーツとしてしか見ないのです。少なくとも私はそうです。
ただ現実問題、女性スポーツの会場には一定数の悪質な客はいます。
昔、新体操の国際大会を見に行った時のことですが客席で異常なまでの望遠レンズを付けたカメラを持っている連中を見ています。「こいつら何がしたいの?」これが私の正直な感想です。
女性スポーツの会場で悪質な客がいるのが事実ですが、こいつらは現実社会では恋人もいないようなリア充ではない連中です。
この様な連中がインターネット上で卑猥な写真、動画をアップしていることも事実ですが、この様な写真、動画を見る輩も同じリア中ではない連中でしかありまあせん。
要するにこんな連中は相手にしなければいいのです。
無視をするのが一番だと考えます。
今回のような問題を大々的に取り上げることは、このような連中にとっては「俺たちが相手にされている」と言って増長させるだけです。
卑猥なものを見たければポルノを見ればいいだけです。
女性スポーツの会場で悪心な客がいるのですが、これは持っている機材で簡単に分かります。
そうであればこの様な客には退場をして貰えばいいだけです。当然ですがチケット代金の返却もする必要はありません。
このように女性スポーツの悪質な客による性的問題を解決することは決して難しいことではないと考えます。
話を女子ビーチハンドボールに戻します。
最初にも書きましたが競技で定めれたルールを守るのはスポーツとして当たり前以前のことです。これをしなければ失格または負けになるのですから当然のことです。
これは法治国家にも言えることです。
法律が気に入らないから法を犯す。
これをしたら当然ですが犯罪です。
ルールを変えろと主張することは問題ではありません。
しかしルールを破ることは問題です。
さらに今回の件でもノルウェー代表以外はこのようなことはしていません。ついでに言えばビキニがホットパンツ状に変わっても大した変化はありません。水着状のウェアであることに変わりはありません。
今回の問題に関して背後に活動家の影が見え隠れしています。
活動の新たなネタはないかと言ってターゲットにしたのがビーチハンドボールでではないでしょうか?
ノルウェーハンドボール協会に然るべきものが渡っていると私は考えます。
スポーツに政治、思想的なメッセージを持ち込むのは基本的には禁止されていることです。
サッカーではFIFAが禁止をしています。
そもそも論ですが選手が性的に搾取されているというのが事実であれば参加チームの選手全員で今回の様な行動に移します。(スポーツの世界での選手同士の繋がりはかなりあります)それが起こっていないということがどういうことかは考えれば誰でも分かることです。
ビキニ着用により女性選手が性的に搾取されていると主張するのであれば男性もビキニを着用するようにルールを変更しろと言うのが先ではないでしょうか?